IT業界でもファクタリングが活躍?

IT業界のイメージ

インターネット・Webに携わるソフトウェアやアプリ開発、情報処理サービス業などを総称して「IT業」と呼びます。
人材への需要は世界的に高まりを見せており、義務教育でプラグラミングが必修化されるなど、時代の先端を行く職業の1つとされています。

世間からの需要が高いため、絶え間なく仕事が舞い込んでくるイメージを持つ方も多いかもしれませんが、現在は同業者のライバルが多く簡単に稼げるとは言い難いです。
さらに、在宅ワークという働き方が普及したことでフリーランスや副業として参入するかたも増えており、正にIT業界は群雄割拠の状態と言えます。

技術さえあれば開業ができますが、PC機器やソフトは必須であり、故障やアップデートに伴う買い替え等により、急に資金が必要となることも珍しくありません。
このように、IT業界においても資金繰りは無視できない問題と言えるのですが、近年では同業界内でファクタリングの需要が高まっています。

当ページでは、何故ファクタリングが注目されているのか・IT業と相性が良い理由等について考えてみたいと思います。

IT業の特徴について

まずはIT業界の特徴・市場規模について把握しておきましょう。

総務省発表の「情報通信白書_平成30年版」を読んでみますと、2016年段階で国内経済規模は94.4兆円に上り、全業界最大の割合を占めていることが分かります。

この内訳は大手企業のみが奮闘している結果、という訳では決してありません。
IT業界は大規模な初期投資を必要としない事業であるため、多くの起業家が開業に踏み切っているという背景があります。

つまり中小規模の企業が数多く存在している業界であり、クライアントも大手企業から個人まで幅広い層が混在しており、自身のスタイルにマッチすればうまく稼ぐことが可能なのです。
なお、IT業は起業しやすい半面で以下のデメリットがあります。

売上代金の収納が遅い

IT業界ではプロダクトを顧客に納めた後に検収が行われ、無事問題が無いと発覚した後に代金が支払われるのが一般的です。
つまり、納品データに何か問題が発生した場合は制作時期と売上発生時期に大きなタイムラグが発生する可能性があります。
エンジニアへの報酬支払いに影響するため、入金時期のズレは非常に大きな問題です。

融資が下りにくい

比較的開業のハードルが低いと言われているIT業界。
銀行融資を経営資金の主軸とする企業が多くなっておりますが、創業して間もなく実績が乏しい・赤字経営等の会社は非常に厳しい審査がなされてしまいます。
新規開業が多いIT業界では、多くの企業が銀行融資を断られてしまうというのが現実です。

新サービスの開発資金がない

IT業界は、会社を継続させる難易度が高いとされています。
それ故にBtoBの形態を取っているIT企業の場合、相手企業が突然倒産してしまう可能性も視野に入れなくてはなりません。
“貸し倒れリスク”は他業種に比べて高いと言えるでしょう。

IT業とファクタリングの相性

IT業界の状況や習慣を鑑みますと、経営には「柔軟性のある資金調達」が必要不可欠であることが分かります。
数ある資金調達の中でファクタリングは屈指の柔軟性を有しておりますが、それ以外にもIT業界とマッチする理由は多く存在しています。
具体的理由は以下の通りです。

即効性に優れている

ファクタリング会社の多くは現金化の速さを売りにしており、中には最短即日で手続きが完了することもあります。
利用時は原則として面談や書類確認が必要ですが、昨今ではオンラインで提出可能なファクタリング会社も存在しており、手間が掛かりません。
融資では数か月を要することもありますので非常にスピードに優れていると言えます。
インターネットに造詣が深いIT業界の経営者は必ず抑えておきたい資金調達方法です。

赤字経営でも利用可

銀行や消費者金融のローンでは、借り入れを行う企業の支払い能力や信用情報が必ず審査されます。
万が一お金が返ってこなかった場合、金融機関は大損してしまうためです。
ファクタリングでは「債務者となる相手企業の信用」が重要ですので、利用企業が小規模会社・赤字経営でも大きな問題とはなりません。

貸し倒れ時のリスクが低い

売却した債権の債務者(利用企業の取引先)が仮に契約不履行や履行不能に陥っても、利用企業側にペナルティはありません。
なぜならば、手形取引では「償還請求権」という権利が存在しますが、民法の債権譲渡ではこのような規定が無いためです。
つまり、例えば債権の売掛先(取引先)が万が一倒産してしまった場合であっても、利用企業側は責任を負いません。

今後もファクタリングの需要は高まる

パソコンを片手にガッツポーズする男性

IT業界は既に非常に大きな市場を確立していますが、小規模企業の多くは満足な資金調達ができず、不安定な経営をせざるを得ないのが現実です。
今後の日本を支える大きな可能性を秘めているIT業界。
融資の高いハードルを越えるより、ファクタリングの柔軟性・スピードに着目するのも一つの手ではないでしょうか。