ファクタリング契約時の心構え

ファクタリング契約について説明する業者

気軽かつスピーディに行える資金調達として非常に人気が高まっているファクタリングですが、昨今では悪質な業者も多く存在しており、取引に於いて細心の注意を払う必要があります。
また、ファクタリング取引に関らず、企業間取引には数多くのリスクがあり、経営者として会社を守るためのリスクヘッジを行わなければならないのは言うまでもありません。
取引に於ける注意点・リスクを予め確認し、契約に臨むようにしましょう。

ファクタリング契約締結の際に気を付けたいポイント

ファクタリング契約を締結する際の注意点をまとめましたので、確認しておきましょう。

契約書の控えは必ず貰いましょう!

ファクタリング契約の際には、必ず契約書を作成します。
契約者の人数分作成し、各々1通を保有するのが一般的ですが、印紙税の節約等と称し、自社分1通しか作成しないファクタリング会社もあります。

「何度か取引をしている」
「昔から付き合いがある」
「信頼している会社からの紹介だから」

といった理由から契約書の作成を省略してしまう、という話を良く耳にしますが、契約書はその契約の内容や条件が記載された非常に重要な書類です。
後々のトラブルをリスクヘッジできる可能性がありますので、どのような状況であっても契約書は必ず作成し、控えを受け取るようにしてください。

ファクタリング業者の選定に悩む経営者

その手続きは本当に必要?

ファクタリングを行う際、場合によっては登記手続、債権譲渡通知、公正証書の作成といったように、法律文書の作成、公的手続が必要となるケースがあります。
適正な手続きであればもちろん問題ありませんが、ファクタリング会社の中には不必要な名目で手数料を上乗せしようとする悪質な業者も数多く存在しています。
費用を確認するときは必ず明細を貰い、分からない名目があった場合にはとことん追求・確認するようにしましょう。

手数料は適正か

ファクタリング取引に於ける「手数料」は、ファクタリング会社側の任意で設定されています。
稀に、利用者が相場を把握していない事をいい事に、著しく高い手数料を取る業者がありますので、利用金額・ファクタリング方法・入金スピードから相場を予め調べておき、高いなと感じたらすぐに指摘しましょう。
複数社へ見積もりを依頼し、見比べてみるのも効果的な手段です。

取引は対面?郵送?

契約は原則として「意思の合致があった時」に成立します。
つまり、契約書の交付等は要件では無く、電話での商談であっても、双方の意思が合致すれば契約は成立し、直接対面での取引である必要はありません。

しかし、ファクタリングは高額での取引になる可能性があり、場合によっては何千万円という金額での取引が行われる事もあります。
自社とファクタリング会社が近地であれば、直接対面で気になる点を全て改善してからの契約が望ましいでしょう。
もし、事務所が遠方でどうしても対面が厳しい、時間的余裕が無い、といったやむを得ない理由で電話・郵送等での取引を行う場合には、実績のある、信頼できるファクタリング会社を選びましょう。

少しでもおかしいと思ったら

対面・郵送に関らず、契約内容に少しでもおかしい点を感じたら、すぐに担当者に確認をし、納得が行くまで契約締結は控えるようにしましょう。
改善がみられなければ、契約の中止・延期も辞さないくらい「石橋を叩いて渡る」ことが取引のリスクヘッジに繋がります。